うねりからのテイクオフ、サーフィン初心者が上達できる秘訣

こんにちは!サーフィン大好きRYO(@RYO89156276)です。

初心者のテイクオフ練習として、まず初めにスープからのテイクオフを練習しているでしょう。
スープからのテイクオフは力のあるスープに押されるのでしっかり乗る事さえできれば、テイクオフすることは比較的容易です。そこまである程度習得したサーファーは、次のステップとして、うねりからのテイクオフの練習に入ります。しかしうねりから波に乗るということは、波が崩れる前のスープになる以前に波を捕まえテイクオフするということです。しっかりとバドルをして波を捕まえ、素早く立ち上がらないと、テイクオフできません。ここではうねりからテイクオフするポイントについて解説します。

1.波のうねりについて

海に入っていて周りのサーファーを見ていると、波が崩れる前に波に乗っていると思います。これがうねりから乗るということです。まずはうねりついて気象庁のホームページ、風浪とうねりより引用いたします。

風浪とうねり

風浪の発達は理論上、波速が風速に近づくまで続きますが、強い風の場合は先に波が砕けて発達が止まります。 一方、風浪が風の吹かない領域まで進んだり、海上の風が弱まったり風向きが急に変化するなどして、風による発達がなくなった後に残される波を“うねり”と呼びます。

言葉にすると、なかなかややこしくなります。基本的には下記の状態のときに波に乗るということになります。

このうねりの状態からパドリングをして波に乗りテイクオフをします。

2.うねりからテイクオフするためのポイント

うねりからテイクオフする場合、いくつかポイントがあります。

乗ろうとする波が入ってきたら、ボードの前方ノーズ側に重心をかけるようなイメージで、しっかりと走り出すまでパドリングをします。

ボードの後方、テール側に重心があると、波に乗れずどんなにパドルしても波において行かれやすくなります。前に乗りすぎるとノーズが海水に刺さりパーリングします。パドリングポジションは通常と同じ位置でかまわないので、胸を張らずに落とすようなイメージでノーズ側に荷重してみて下さい。

ボードが走り出したらパドリングをストップして、胸より少し下、みぞおちあたりに手をついてボードを下に押し込むようなイメージで胸を起こしていきます。しっかりボードを押し込むことにより、テイクオフ時に失速せずよりスピードをつけることも可能になります。

ボードに手をつく時、特に初心者サーファーはレールをつかんでしまいます。レールをつかむと失速につながり、また次の動作も遅れてしまうので、初心者のうちに癖にならないように、注意してレールをつかんでのテイクオフはやめましょう。ボードに手をつくように練習しましょう。

胸を起こし手をついたら、ボードを押し込むイメージと同時に立ち上がります。この時出来るだけ、前足、後ろ足が同時について立ち上がれるのが理想です。最初のうちは後ろ足~前足というようにゆっくりでも構いません。あまりにも後ろ足をついてから前足がつかない時間が長いと、ノーズが浮いてしまい、波に置いて行かれます。できるだけ素早く、両足をつくようにしましょう。

早くて掘れている波の場合、波に乗ってから手をついている時間が長いとそのままボトムに落とされてしまいます。できるだけ乗ったら早めにテイクオフできるように何度も練習してください。

テイクオフ出来たら、しっかり膝を曲げてボードに体重をかけます。そうすることにより、ボードがボトムまで、波の斜面を滑り降りていきます。スピードもかなり感じられるので、慌ててバランスを崩さないようにしてください。

ここまで成功したら、あとは今までスープで練習したのと同じ要領で波に乗り続けてください。波に長く乗れるということは、バランスを保てているということになります。できる限り長く一本の波に乗る練習をしましょう。

トッププロのドローン映像です。テイクオフシーンが沢山あるのでイメージトレーニングしましょう。

3.まとめ

うねりからのテイクオフは何年サーフィンをやっていても興奮する瞬間の一つです。テイクオフして波の斜面をボトムへ滑り降りていく瞬間はアドレナリンがドバドバ出てきます。
またテイクオフはサーフィンをしていくうえで最も重要なスキルの一つです。
最初は難しいですが、何度も何度も挑んでうねりからのテイクオフを成功させてください。
これが出来れば初心者卒業と言っても良いかもしれません。併せてサーフィンの中毒になりやすいポイントでもあるので、ぜひぜひ体感できるように練習を繰り返してください。

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