こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。
サーフィンは、オーストラリアで大変人気のあるスポーツのひとつです。
しかし、オーストラリア周辺にはサメが生息しており、サーファーたちの間ではサメによる被害や事故のリスクが常に認識されています。
実際に、サメによる攻撃や噛みつきの報告が相次いでおり、サーフィンにおけるサメ被害は深刻な問題となっています。今回は、オーストラリアでのサーフィンとサメの共存について、課題や取り組みなどを解説していきます。
この記事の内容
1.オーストラリアでのサーフィンとサメの問題点とは?
オーストラリアはサメによる被害が世界一多くなっています。
サーフィン大国のサメ問題、オーストラリアにおけるサーフィンの魅力とは?
1-1.オーストラリアにおけるサーフィンの魅力
オーストラリアは、美しいビーチや波が豊富で、世界的にも有名なサーフィンスポットとして知られています。毎年多くのサーファーがオーストラリアを訪れ、楽しんでいます。
ワールドクラスの波がブレイクして多くの世界大会も行われる環境が整っています。
1-2.サメによる被害や事故の現状と課題
オーストラリアではサメによる被害や事故が多発しており、サーファーたちの間でも問題視されています。
オーストラリアでは、2019年には26件のシャークアタックが発生し、そのうち1件が死亡事故となっています。また、サメによる攻撃により負傷したサーファーは、年々増加傾向にあります。
2.オーストラリアのサーフィンスポットにおけるサメについて
たくさんのメジャーポイントのあるオーストラリア。
しかしどんなに波が良くても、どんなにメジャーなポイントでもサメは生息しています。
2-1.オーストラリアの代表的なサーフィンスポットとサメの生息状況
オーストラリアには、世界的に有名なサーフィンスポットが多くあります。例えば、ビクトリア州のビーチでは、サメ被害を受けやすいスポットが複数あります。また、クイーンズランド州のノーザン・ビーチやゴールドコーストでもサメの目撃例が多く報告されています。
また西オーストラリアでもサメは多く生息しており、被害が頻繁に報告されています。
2019年11月、ビクトリア州のウールノースビーチで、サーファーの男性がサメに襲われ、重傷を負いました。この事故の後、ビクトリア州政府は、ウールノースビーチとその周辺のビーチでのサメ被害を防止するための取り組みを開始しました。
2020年12月、ビクトリア州のポートフェアリーで、サーフィンをしていた少年がサメに襲われ、重傷を負いました。この事故の後、ビクトリア州政府は、ポートフェアリーとその周辺のビーチでのサメ被害を防止するための取り組みを強化しました。
また、2021年3月には、ビクトリア州のウォリー・ビーチで、サーフィンをしていた男性がサメに襲われ、足に重傷を負いました。この事故を受けて、ビクトリア州政府は、ウォリー・ビーチとその周辺のビーチでのサメ被害を防止するための取り組みを強化しました。
これらの事例からも分かるように、ビクトリア州でもサメ被害が起こっており、政府はその被害を防止するために、様々な取り組みを行っています。
2-2.サメによる攻撃の傾向や危険度について
オーストラリアの海域には、多種多様なサメが生息しており、その中には人間に危害を加える可能性があるサメもいます。
特に危険度が高いとされるのは、ホホジロザメやイタチザメなどです。また、攻撃される傾向があるのは、主にサーフボードの形状やサーファーの動きに反応することが報告されています。
ボードに乗りパドリングしている姿が、サメの餌となるアザラシの姿ににていて、サーファーの被害が多いとも言われております。
3.オーストラリアでのサーフィンとサメの共存に向けた取り組み
オーストラリアではサーファーとサメの共存という目線で、被害を減らす取り組みが進められています。
3-1.オーストラリア政府が進めるサメ対策の取り組み
オーストラリア政府は、サメ被害を防止するために様々な取り組みを進めています。
その中でも代表的なものが、サメのネットによる防護です。
ネットを張ることによって、サーファーが波乗りをするエリアをサメから守ることができます。
このネットによる防護システムは、オーストラリア全土で導入されており、特にサメ被害が多い地域では重点的に設置されています。
また、オーストラリア政府は、サメに関する情報を集め、分析するためのプログラムも進めています。このプログラムによって、サメの生息状況や活動パターンなどを把握し、より効果的な対策を講じることができます。
3-2. サーファーたちが実践するサメ対策の方法
サーファーたちは、サメ対策のために様々な方法を実践しています。その代表的なものを紹介します。
まず、サーファーたちは、サメが活動する時間帯やエリアを調べ、その情報を共有することで、サメ被害を予防しています。
また、サーフィンをする前に、入るポイントの情報を確認することも重要です。
サメ被害が多い地域は、避けるようにしましょう。
さらに、サーファーたちは、特別なウエットスーツやアイテムを使用することもあります。
これらのアイテムは、サメに対して効果があるとされています。
また、何人かでサーフィンすることで、サメ被害を減らすこともできます。
また、ドローンを使用して、海中のサメを監視することもできます。
4. サメ被害防止のための予防策や対処法
サメに襲われないために、最低限個人で対策することも必要です。
4-1. サーフィンの前に知っておきたいサメ被害防止のための予防策
サーフィンをする際には、できるだけサメに襲われないように注意することが大切です。そのためには以下のような予防策があります。
・サメの生息エリアやその生態を学ぶ サメが生息する場所や季節、サメの行動パターンを知ることで、被害を防ぐことができます。サメが出現しやすい時間帯や水深、天候の影響も考慮して、安全な場所でサーフィンを行うようにしましょう。
・餌をまくことのないようにする サメが近づく原因のひとつに餌を求めることがあります。サーフィンをする際には、食べ物や匂いの強いものを持ち込まないようにしましょう。
また血の匂いに非常に敏感なため、サーフィン中に少しでも怪我をして出血していたら速やかに上がるようにしましょう。
・明るい色のウェットスーツを着用する 明るい色のウェットスーツを着用することで、サメに自分の存在を知らせることができます。また、色の違いで人間と見分けることができるため、サメからの攻撃を避けることができます。
4-2.サメに襲われた場合の対処法と応急処置の方法
万が一サメに襲われた場合は、冷静に行動しましょう。以下に、サメに襲われた場合の対処法と応急処置の方法を紹介します。
・攻撃されたら、まず水から離れる サメに攻撃された場合は、まず水から離れましょう。サメは水中で非常に俊敏で、攻撃を繰り返す可能性があります。
・出血を止める サメに噛まれると出血が起こります。出血を止めるために、傷口に直接圧迫をかけるなどして、出血を止めましょう。
・病院で治療を受ける サメに襲われた場合は、すぐに周りの人に救急車を呼んでもらい病院で治療を受けて下さい。
5.オーストラリアでのサーフィンとサメの共存に向けた今後の展望
オーストラリアではサメとの共存に期待しています。
自然の状態で上手く共存できることを望んでいます。
5-1. オーストラリアでのサーフィンとサメの共存のあり方について
オーストラリアでは、サメ対策について様々な取り組みが行われています。政府や研究者らは、より効果的で持続可能なサメ対策を模索しています。一方で、サーファーや地域住民たちも、サメとの共存を模索する取り組みを進めています。
政府は、研究費の提供や観測装置の設置、サメ被害者やサーファーたちの意見を取り入れた施策の実施など、様々な取り組みを進めています。具体的には、サメの移動や繁殖のパターンを調査し、予測モデルを作成することで、サメと人間の接触を減らす施策を推進しています。
また、地域住民たちによる取り組みも行われています。オーストラリアの一部の地域では、サメに対して人工的な餌付けを行うことで、サメが人間を襲うことを減らす試みが行われています。また、サーフィンエリアには、サメの姿を確認できるドローンなどの監視システムが導入されており、サメの接近を事前に察知し、適切な対応を取ることができます。
5-2. 今後の技術や対策の進化に期待すること
サメ対策においては、技術や研究の進歩により、より効果的で持続可能な施策が開発されることが期待されています。例えば、最近では、サメを追跡するための衛星技術や、サメに忌避反応を示す物質を含む特殊なスプレーなどが開発されています。
また、人工知能や機械学習技術を活用したサメの監視システムや、サメが近づいた際に人間を自動で保護するための安全装置の開発も進んでいます。
今後、これらの技術や施策の進化により、オーストラリアでのサーフィンが安心して行えることに期待しています。
6.まとめ
オーストラリアでのサーフィンとサメの共存について、その現状や課題、取り組みについて解説しました。
オーストラリアにおける波の魅力は多くの人々を魅了し、国内外から多くのサーファーが訪れます。しかし、シャークアタックの発生があるため、サーフィンスポットにおけるサメに対する対策が必要不可欠です。
オーストラリア政府では、サメ対策として、餌付けの禁止、GPSを使ったサメの追跡、ネットやドローンによるサメの監視などを進めています。また、サーファーたちも様々な対策を実践しています。サーフィン前に海の状況をチェックする、グループでサーフィンをする、サメに注意を促すフラッグを立てる、などがあります。
しかし、サメ被害の発生はゼロにはなっていません。今後もより効果的なサメ対策が求められています。技術の進歩や新しい対策の開発、サーファーたちの意識向上などが期待されます。
オーストラリアでのサーフィンとサメの共存は容易ではありませんが、長年の取り組みにより、より安全な環境が整ってきています。今後もサーファーとサメが共存できるよう、継続的な取り組みが必要です。
7.オーストラリアのサメ問題についてのよくある質問
Q: オーストラリアでサメ攻撃が多発しているのはなぜですか?
A: オーストラリアは海洋生物が豊富な国であり、また国土が海に面しているため、サメとの接触が多くなります。また、一部の地域ではサメの生息数が増えたことも原因とされています。
Q: オーストラリアではどのようにしてシャークアタックに対処しているのですか?
A: オーストラリアでは、シャークアタックを予防するために、以下のような対策がとられています。
- 危険な海域での警告看板の設置
- サメ警報装置の設置
- 網での海水浴場の区域分けや、人工ビーチの設置
- ヘリコプターなどによる空からのパトロール また、シャークアタックが発生した場合には、緊急医療チームが迅速に対応することが求められます。
Q: オーストラリアで最も危険なサメは何ですか?
A: オーストラリアで最も危険なサメは、ホホジロザメ、イタチザメです。ただし、これらのサメは人を攻撃することはあまりなく、多くの場合は誤認攻撃や身近にいる獲物を追いかけるための攻撃とされています。
Q: オーストラリアでシャークアタックに遭った場合、どのように対処すればよいですか?
A: シャークアタックに遭った場合は、まずは冷静に行動して、周囲の人々や救助隊に助けを求めることが重要です。
出血がある場合は、出血を止めるために圧迫することも必要です。
また、救急車を呼ぶ前に自己処置が必要な場合があります。詳しい対処法については、医療機関や救助隊の指示に従うことが重要です。
Q: オーストラリア以外でもシャークアタックは起こりますか?
A: はい、オーストラリ以外でもアメリカ、南アフリカ、ブラジル、レユニオン島など、オーストラリア以外でもシャークアタックが発生することがあります。
特に南アフリカやブラジルでは、オーストラリアと同様にサメとの接触が多いため、シャークアタックの被害が報告されています。また、レユニオン島では、2011年以降にシャークアタックが多発し、一部の海岸では泳ぐことが禁止されています。これらの国々では、オーストラリア同様に危険な海域での警告看板の設置や、サメ警報装置の設置、パトロールなどの対策が行われています。
まるで江戸時代に日本で発布された悪法、「生類憐れみの令」を見ている様です。
いつ迄このサメと人間の共存状態が続くか見ものですね、誰もギブアップしないと良いですけど?