五十嵐カノアサーフィンオリンピック銀メダルリストのすごい経歴

こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。

日本国籍をもつプロサーファー初となるWCT参戦を果たしている五十嵐カノア。東京オリンピックで銀メダルを取ったときに見せた涙が忘れらません。金メダルが取れなかったことが悔しくてたまらなかったそうです。このエピソードからも彼のストイックな精神がうかがえます。
今回はカノア五十嵐、Kanoa Igarashi選手の経歴について解説します。

1.五十嵐カノア プロフィール

名前五十嵐カノア(いがらし かのあ)
年齢23歳(2021年現在)
生年月日1997年10月1日
体重75kg
身長180cm
星座天秤座
出身地カリフォルニア
ホームブレイクハンティントンビーチ
血液型A型

2021年11月現在のデータになります

カノアという名前でハーフかと思われている方も多いのではないでしょうか。実は両親ともに日本人、サーファーである両親がサーフィン中心の生活をするためにカリフォルニアに1995年に移住してきました。カノア選手はカリフォルニア生まれ、以前までアメリカ国籍、日本国籍を2重で持っている状態でした。
2021年現在の日本の国籍法では二重国籍の場合、22歳に達するまでにいずれかの国籍を選択しなければならず、現在彼は日本国籍を取得している。
東京オリンピックの際に彼が語っていた、オリンピックで日本代表に入り日本の旗を振るというのがモチベーションだった。日本の地で日本人として試合をしたいと思っていた。
「僕は日本の血を持って、子供の時に日本の旗を振っていた。オリンピックに出る夢はなかったけど、それはサーフィンが種目に入っていなかったから。ただ、オリンピックにサーフィンが入る前から、CTツアーに日本人がいなかったので、次のジュニアのためにも、日本人がCTにいるだけでもモチベーションになるかなと思っていた」
日本国籍のサーファーがCTツアーに参戦していることは同じ日本人として誇りに思えることです。

2.Kanoa Igarashi選手のサーフィン経歴

1997年 カノア誕生

3歳でサーフィンを始める

2004年 アマチュアサーフィン大会に初出場して初優勝
2007年 USAサーフチームに選出される
2009年 NSSAにて30勝、年間最多記録を達成
2010年 NSSA全米ナショナルチャンピオンに輝く
2011年 QUIKSILVERと契約
2012年 U-21DNAエナジープロにてASPで初優勝
2014年 ASP Shoe City Pro2014Huntington Beach優勝
2015年 QS-6000【マハロ・エコ・フェスティバル】に優勝
クオリファイリングシリーズで年間7位の成績を収める
2016年 18歳の最年少選手としてWSL CTツアーに参戦。 開幕戦【QUIKSILVER pro Gold coast】で9位
最終戦 【ビラボン・パイプマスターズ】で2位を獲得。年間ランキング20位でフィニッシュ
2017年 WSL Vans US Open of Surfing 優勝
2018年 WSL Qualifying Series 3000 – Pro Santa Cruz 2018 優勝
2019年 WSL CT#3 – Corona Bali Protectedでアジア人初の優勝。年間CTランクは自己最高の6位
2021年 東京2020オリンピック競技大会で銀メダルを獲得

3.天才 五十嵐カノア

プロサーフィンの最高WSL チャンピオンシップツアーに参戦し好成績を残してきている彼。
いつかCTツアーでグランドチャンピオンに輝くのではないでしょうか。
彼のサーフィンは世界トップクラスなのは当然ですが、五十嵐カノアのすごいところはサーフィンだけではありません。英語、ポルトガル語、日本語、スペイン語、フランス語の5か国語を習得しています。インタビューなどでもこれらの言葉を駆使し現地の言葉で答えています。
また15歳で飛び級で高校を卒業しているという事です。秀才といったところでしょうか。

4.弟の五十嵐キアヌ選手

カノア選手には4歳年下の弟キアヌさんがいます。同じくサーファーでまたまた同じくイケメン。
そのうえ、サーフィンもトップクラスです。

2015年 VQN(キッズ大会)で優勝
2018年8月 NSSA(全米アマチュア団体)主催「SOUTH WEST CONFERENCE」で2戦連続優勝
2018年9月 NSSA主催カディフ・シーサイドリーフ 第3戦、4戦のジュニアクラスで2戦連続優勝
今後弟のキアヌさんにも注目です。

5.まとめ

今回は東京オリンピック銀メダルの五十嵐カノア選手の経歴、プロフィールについて解説しました。
チャンピオンシップツアーに日本人が参戦することを夢に見ていた私たちにとって楽しみが増えました。今後の活躍にも注目ですね。トッププロサーファー、イケメン、秀才。天はいくつの物を彼に与えたのでしょうか。才能の塊、Kanoa igarashi選手、ワールドチャンピオンに輝く日を楽しみにしてます。