ザ・イルカンジス オリンピックサーフィンオーストラリア代表

こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。

2021年7月23日(金)~8月8日(日)いよいよ東京オリンピックが開催されます。サーフィンのスケージュールは、7月25日(日)~8月1日(日)で、釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ通称志田下で開催されます。波のコンディションによりこの期間中の4日間で行われる予定になっています。
オリンピックサーフィンスケジュール詳細
オリンピックオーストラリア代表代表ザ・イルカンジスについて解説します。

1.オリンピックオーストラリア代表選手

オーストラリアオリンピックサーフィン代表チーム、The Irukandjis(ザ・イルカンジス)。
代表4名が決まり期待が高まります。ビックマン、オーウェン・ライト、CTツアーの引退を発表したジュリアン・ウィルソン。女子では7度のワールドチャンピオンに輝いているステファニー・ギルモア。そしてサリー・フィッツギボン。The Irukandjis。オーストラリア北部に生息するイルカンジクラゲの事を指しています。猛毒を持ったイルカンジクラゲは海で敵なしという事で、チーム名したそうです。オリンピックでも猛毒をもってタイトルを獲得できるのか?

1-2.オーウェン・ライト

オーウェン・ライト(Owen Wright)
生年月日:1990年1月16日(31才)2021年現在
身長:190cm
血液型:
出身地:オーストラリア レノックス・ヘッド
ホームブレイク:レノックス・ヘッド

ニューサウスウェールズ州東海岸のカルバーラビーチ出身でサーフィン一家、5人兄弟の2番目。妹にあたるタイラーライト2度ワールドタイトルを獲得している。また弟のマイキーライトもCTに出場している。190cm、82kg、ビックマンと呼ばれ、ダイナミックでパワフルなサーフィンが魅力です。2010年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。2015年のパイプマスターズでの練習中に頭部損傷。外傷性脳損傷と診断され復活のためリハビリを続けていたが2016年のツアーでの復活はできなかった。2017年3月、WSLの「Quicksilver Pro Gold Coast」に出場し、決勝で、リハビリ中に支えてくれた親友のマット・ウィルキンソンを抑えて優勝。この復活は多くのファンに勇気を与えてくれた。復活したオーウェン・ライトのサーフィンお見逃しなく。

1-2.ジュリアン・ウィルソン

ジュリアン・ウィルソン(Julian Wilson)
生年月日:1988年1月8日(32才)2021年現在
身長:183cm
血液型:
出身地:オーストラリア クーラム・ビーチ
ホームブレイク:ペリージャンビーチ

2011年にCT参戦を開始し、2014年「Billabongパイプラインマスターズ」で優勝を果たす。2018年に自身CTツアー最高のランキング2位を獲得。惜しくもタイトルまでは手が届きませんでした。そして2021年に10年以上参戦してきたCTからの無期限に休止を発表しました。年齢的にも事実上の引退と考えられている。発表のコメントで家族思い、そして優しい性格がうかがい知れます。

”この場をお借りして、私自身と家族の幸せのために、WSLワールドツアーを無期限に休止することを皆さんにお知らせしたいと思います。
プロサーフィンからの引退というわけではありません。
私が人生で最も大切にしているもの、それは家族です。
現在、そして予見可能な将来において、彼らと一緒に国外旅行ができないことが一番の理由です。
現役から退いて妻と子供たちの側にいたいのです。
今回の決断は本当に良かったと思っています。
時間に余裕ができて家族と一緒に楽しみながら、新しいプロジェクトを実現していくことになります。将来のことを考えるととてもワクワクしています。

日本でコンテストでの彼の素晴らしいライディングを見られるのはこれが最後かもしれません。

1-3.サリー・フィッツギボンズ

サリー・フィッツギボンズ(Sally Fitzgibbons)
生年月日:1990年12月19日(30才)2021年現在
身長:170cm
血液型:
出身地: オーストラリア ジェロア
ホームブレイク:

2009年にCT初参戦から2011年のベルズビーチで初優勝を果たす。ポテンシャルが非常に高く高校時代には陸上競技、中距離走国内の大会で優勝している。2015年にFiji Women’s Proの試合中に耳の鼓膜が破れてしまいながらも最後まで戦い優勝しています。ポテンシャル精神力を持ち合わせた彼女がオリンピックでその強さを見せられるか注目です。

1-4.ステファニー・ギルモア

ステファニー・ギルモア(Stephanie Louise Gilmore)
生年月日:1988年1月29日(33才)2021年現在
身長:178cm
血液型:
出身地: オーストラリア マーウィランバ
ホームブレイク:クーランガッタ

2005年17歳でワイルドカードで出場したRoxy Pro Gold CoastでCTイベントで初優勝。2007年19歳でCTツアーに正式にメンバー入りし、7度のワールドチャンピオンに輝いている。そんな彼女も2021年現在で33才。オリンピックのタイトルは何としても欲しいところでしょう。彼女の洗練されながらもパワーのあるライディングが楽しみです。

2.まとめ

オリンピックオーストラリア代表The Irukandjis(ザ・イルカンジス)。イルカンジクラゲ以外にもう一つの意味を持ちます。クイーンズランド州北部の先住民「イルカンジ」から名付けられたということで、国としてのアイデンティティも絡めているといいます。オーストラリアチームがオリンピックでどのような戦いを見せてくれるのか楽しみで仕方ありません。