サーフィンでよく耳にするオフショア オンショアとは?

こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。

サーフィンの話で良く、オフショア、オンショアという言葉が出てきます。この言葉の本当の意味を知っていますか?ベテランサーファーならもちろん知っていると思いますが、初心者サーファーは言葉は知っているが意味は良く分からない、理屈までは良く分からないという場合も多いと思います。当たり前に出てくる言葉なので今さら聞きにくいかもしれません。
今回は波に影響する風、オフショア、オンショアについて解説します。

1. オフショアについて

オフショアは陸から海に向かって吹く風を指します。
オフショアは波が良くなると一般的に知られていますが、条件として強すぎるとまた波が悪くなります。弱いオフショアが波を良くしてくれます。

1-2.オフショアが波を良くする理由

弱いオフショアの場合、海面を綺麗にして凸凹したこぶを無くし、いわゆる(面ツル)な状態を作ってくれます。グラッシーという鏡のような海面状態です。
陸から海に向かって吹く弱めの風が、海面を平らに滑らかに落ち着かせてくれるからです。
また波のブレイクも整えてくれるのでサーフィンにはベストな風と言えます。

しかしオフショアが強くなると、波がブレイクしにくくなり、乗れる波が少なくなります。
また波に乗る時もボードがボトムに落ちていきにくくなりテイクオフもしにくくなります。
長時間強いオフショアが続くとうねり自体が抑えられてサイズダウンが進みます。

2.オンショアについて

オンショアとは海から陸に向かって吹く風を指します。弱いオンショアならさほど影響はありませんが、強まると海面を乱し波のブレイクを不規則にしてしまいます。

2.-1オンショアで波が悪くなる理由

オンショアが強まるといわゆるジャンクな波になってしまいます。
沖から陸に向かう風の強さ、スピードがうねりの進む速さを超えてしまうと、波を崩してしまい、海面のちょっとしたこぶも崩され白くしぶきの飛んでくるような海面状態になってっしまいます。こうなると、波のブレイクも読みにくい上に海面がざわざわしてイライラしてしまうこともあります。

3.オンショアもオフショア強さで影響が出る

オフショアで波が良くなる理由、オンショアで悪くなる理由について解説いたしましたが、どちらも強すぎては波が悪くなります。
逆に言うと弱ければオンショアでもさほど影響が出ないという事です。海に行って風がぶんぶん吹いているとがっかりしてしまいますね。そんな時は少し角度の違うポイントをチェックしてみると風向きがあっていて良い波の場合も多くあります。時間があれば細かくポイントチェックするのもおすすめです。
オンショアが強めの場合は波の質を割り切れば乗れる波の多いコンディションになります。
そんなポイントは混雑しない傾向にあるので練習には適しています。
考え方を変えればサーフィンの楽しみ方も増えるので柔軟に対応できるようにしましょう。

4.まとめ

今回は風がサーフィンの波に与える影響について解説しました。風が気持ちよい程度に吹いていれば波も整いやすくなります。プロサーファーはどんな状況の波、風でもコンテストが行われます。JPSAなどで勝てるサーファーは一般サーファーも嫌って入らないような、オンショアビュービューの状況でも入って練習しています。プロとは違いますが、波の悪い時は割り切ってたくさん乗るのを目標にしたり、スタンスの修正を行うなど工夫することも大切です。
せっかく時間を割いて海に行くのならどんなコンディションでも楽しまないと勿体ないです。
良い波にあたる日も必ずあります。その日のために練習しておきましょう。

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