アルメリックウルトラジョーは小波用のファンボードと言われていますが実際はどうなのでしょう?小波用ボードで最強のネックベアード。ネックベアード2、ネックベアード3とアップグレードされています。今回は小波の場合どちらのボードを選ぶべきか解説します。
1.アルメリックウルトラジョー
アルメリックウルトラジョーは小波用のファンボードというコンセプトで2019年に登場しました。テイクオフが速いのはもちろんファンボードとしてカテゴライズされていますがパフォーマンス性にも優れたボードです。
2-1.ウルトラジョーの特徴
小波用ファンボードとして大人気だったアベレージジョー。アベレージジョーはファンボードとして楽しみをメインにするサーファー向けボードとして発売され初心者サーファーから中上級者のセカンドボードとしてまで幅広いユーザーを持ちました。
アベレージジョーはパドリングも速く、安定しテイクオフも激はやで小波時にもたくさんの波を取ることができます。しかしテイクオフしてからがなかなか動かない、反応が鈍いといった感覚がありました。割り切ってファンボードとして考えれば特に問題ないのですがやはり中上級者には物足りない部分がありました。
そんなマイナス部分を改良して登場したモデルがウルトラジョーです。テイクオフの速さはそのままにテール側のシェイプがかなり絞られたので取り回しが相当よくなりました。切れのあるターンも可能で初心者はもちろん中上級者でも満足できるボードに仕上がっています。パフォーマンス系ファンボードという感じです。
右がアベレージジョー、左がウルトラジョー。テールがかなり絞られているのが良くわかります。これによりコントロール性が格段に上がりました。
2.ネックベアード
ネックベアードシリーズに関しては言わずと知れた反則系のサーフボード。小波でもその性能は優れていてテイクオフも速くまた切れのあるターンも可能です。
中上級者の場合小波のみでの使用はもったいないボードです。実際オーバーヘッドの波でも多少のブレはあるものの基本的には問題ありません。
ただそこまで上がると通常のいい波用ボードを使った方が無駄な踏み込みをしなくてもコントロールできるのでストレスなくサーフィンできるでしょう。初心者サーファーの場合はこれ一本で充分です。
3.小波用ボードとして選ぶべきは?
中上級者でいい波に使えるボードを一本持っているならウルトラジョーを小波用に選ぶのが、楽しみ方も広がりおすすめです。ネックベアードももちろん良いのですがメインのショートボードを持っているならウルトラジョーを選び幅広く楽しむのも良いでしょう。小波からのオールラウンドとして選ぶならネックベアードですね。サーファーのスタイルにもよりますがショートメインのサーファーなら間違えありません。
ショートボードメインで練習したい初心者サーファーが選ぶならネックベアード。
推奨の長さより2~4インチ長い初心者向けの推奨インチのボードを選べば小波からオールラウンドボードとしてこれ一本で充分でしょう。余裕が出来たらウルトラジョーのような楽しめるファンボードを考えてもいいと思います。
Length | Width | Thickness | Volume | Level |
---|---|---|---|---|
5’4 | 18 5/8 | 2 3/16 | 24.2L | 初心者〜55Kg、中級者〜65Kg位 |
5’5 | 18 7/8 | 2 1/4 | 25.6L | 初心者〜58Kg、級者〜68Kg位 |
5’6 | 19 | 2 5/16 | 26.8L | 初心者〜60Kg、級者〜70Kg位 |
5’7 | 19 1/8 | 2 3/8 | 28.1L | 初心者〜63Kg、中級者〜73Kg位 |
5’8 | 19 3/8 | 2 7/16 | 29.7L | 初心者〜65Kg、中級者〜75Kg位 |
5’9 | 19 5/8 | 2 1/2 | 31.3L | 初心者〜70Kg、中級者〜80Kg位 |
5’9 | 19 7/8 | 2 9/16 | 32.9L | 初心者〜73Kg、中級者〜83Kg位 |
5’11 | 20 | 2 5/8 | 34.4L | 初心者〜78kg、中級者〜88kg位 |
6’0 | 20 1/8 | 2 11/16 | 35.9L | 初心者〜80kg、中級者〜90kg位 |
6’2 | 20 3/8 | 2 3/4 | 38.2L | 初心者~87Kg、中級者~97Kg位 |
4.まとめ
小波でも波にたくさん乗りたい気持ちはありますね。どんな状況でもストレスなく楽しんでサーフィンできるのが余裕のあるサーファーです。小波用のボードを持つという事もそんな余裕を持てる手段になります。
またいろいろなスタイルでサーフィンをすることで上達もします。それぞれに乗り味コントロール性が変わるのでどんなボードでも楽しめるのが上達への近道にもなります。どんな波でも笑顔でサーフィンできる余裕のあるサーファーは素敵ですね。是非あなたも心にゆとりを持てるサーファーになってください。
こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。