世界中でウェーブプールの建設が止まりません。日本も例外なく各地に色々なスタイルのウェーブプールが建設されています。今回は日本にある人口波、ウェーブプールについて解説します。
1.ラ・レイエス湘南
新型コロナウィルスの影響を受けて閉鎖された、「いこいの森あしがら」足柄の跡地に、神戸のウェイブプール「神戸レイーズ」を運営する株式会社レスポンスエンジニアが人口サーフィン施設を含む複合施設ラレイエス湘南本館が2021年11月からオープンしています。
東名高速道路大井松田インターチェンジより車で10分ほどの場所に位置します。
都心からのアクセスも良く、泊りでサーフィンを楽しめ、またテニスコート、屋外ステージ、サウナなど総合複合施設としての注文を集めています。約8500平方メートルのウェーブプールla reyes shonan (ラ・レイエス湘南)は独自特許の造波装置「グラビティ」を使用し、従来の人工波、ウェーブプールに比べ低エネルギー低コストで開発運営できるといいます。
ライディング可能距離は60m~70mで3マニューバー程入れられるようになっています。波質の基本は掘れすぎずショルダーの張ったファンウェーブの設定。変更すれば掘れた波、Aフレームの波も作ることができるという事です。
ラ・レイエス湘南は今後バーベキュー施設、グランピング施設などもオープン予定です。
1.1.利用料金について
現在は一日4回、90minと120minでの利用が可能となっています。
アーリータイム ネット予約制
●08:30-10:00
予約必要
1セッション90分
定員8名
¥10,000(税込¥11,000) 貸し切り ¥70,000(税込¥77,000)
●10:30-12:00
予約必要
1セッション90分
定員8名
¥10,000(税込¥11,000) 貸し切り ¥70,000(税込¥77,000)
レイトタイム フリー(予約不可)
●14:30-16:30
1セッション120分
定員14名
¥10,000(税込¥11,000)
アーリータイムはセッション時間は90分ですが定員8名で行われるため波に乗れる本数は確保されます。
レイトタイムのセッションは120分になりますが定員が14名となっています。そのため定員に余裕がある場合は貸し切り状態で乗りまくれる可能性があります。しかし、その日の状況により異なるので、もしMAXの14名でのセッションの場合は乗れる波は少なくなってしまいます。
●貸し切り
貸し切りでの利用も可能です。
アリータイム貸切(4時間30分)¥200,000(税込¥220,000)タイムテーブル通り
ワンディ貸切(7時間)¥300,000(税込¥330,000)休憩なし
詳しくはお問い合わせください。
08:30-10:00 | 90min | 定員8人 | ¥10,000(税込¥11,000) | 貸し切り¥70,000(税込¥77,000) |
10:30-12:00 | 90min | 定員8人 | ¥10,000(税込¥11,000) | 貸し切り¥70,000(税込¥77,000) |
12:30-14:00 | 90min | 定員8人 | ¥10,000(税込¥11,000) | 貸し切り¥70,000(税込¥77,000) |
14:30-16:30 | 120min | 定員14人 | ¥10,000(税込¥11,000) |
2.citywave Tokyo(東京)
シティーウェーブ(citywave Tokyo)東京は2018年に品川にオープンしました。ドイツのリバーサーフィンをルーツに持つウェーブプール。都会の真ん中にできたこともあり、メディア紹介なども数多くあり知名度一気に上がりました。サーフィン人気にも一役買ってきました。そんなcitywave Tokyoも2021年8/31で閉演されました。2022年春には茨城県境町へ移転予定となっています。
境町に予定されている施設はcitywave Tokyoの幅9m、長さ26mのプールを導入する予定になっています。年間を通して水温25度に保ち、レベルに合わせて波のサイズ水圧を調整することができる。
茨城県境町は都心から約1時間、圏央道の境古河ICの近くとなりアクセスも良い。
利用料金などは現在発表されていませんが、大井町の施設と同じように、ネット予約のシステムを想定しています。
3.KOBE-REYES-(コウベレイーズ)
縦100m×横60mのウェーブプールを備えたKOBE-REYES-(コウベレイーズ)。ウエイブプールは「みのたにグリーンスポーツホテル」内にあります。神戸の中心地から車で20分とアクセス良好でサーフィン以外にも、温泉、飲食と多様な目的で利用可能です。基本的にはサーフィン初心者向けとなっており、テイクオフの練習、じっくりと一本の波に乗りきる練習には最適です。初心者向け練習施設ととらえれば周りみんなが初心者なで練習環境は最高ではないでしょうか。実際の海だと初心者サーファーはなかなか波に乗れないのでここで練習するのも良いですね。
●アーリータイム
予約必要
1セッション110分
定員6名
7時~8時40分
8時45~10時25分
10時30~12時10分
12時15~13時55分
税込み10,450円 貸し切り1セッション8万円
●レイトタイム
予約不要
1セッション150分
定員12名
14時~16時30分
16時35~19時05分
19時10~21時40分
税込み10,450円 貸し切り1セッション12万円
4.静波サーフスタジアム
静岡県牧之原市静波にオープンしたのが静波サーフスタジアム。東京・静岡方面からの場合東名高速「吉田インター」からおよそ30分。大阪・名古屋方面からなら東名高速「牧之原インター」か同じく30分で到着。関東、関西両方からアクセスも良くなっています。波のサイズも膝~オーバーヘッドまで初心者からプロの競技用の波まで造波可能となっています。またライトの波、レフトの波ともに対応可能となっています。また波の質も変更可能で、チューブ、マニューバーエアリアル用と設定することも可能。1セットの波で10秒程度ライディングができます。おおよそ3マニューバー入るようです。また貸し切りの場合は提供可能な波の中からライト、レスト、初級~上級、セット間隔など選ぶことも可能です。
●エキスパートコース:9,900円
●上級コース:8,800円
●中級コース:8,800円
●初級コース:6,600円
予約必須になりますので、下記にてチケットを確認してください。
静波サーフスタジア
5.まとめ
今回は続々と建設されている人口サーフィン施設について解説しました。今後もこういった施設は増えていくと思います。サーフィンは繰り返し同じ練習、反復練習ができないため上達が非常に難しくなっていましたが、このようなウェーブプールを上手く利用すれば反復練習ができ自分の苦手なところを重点的に修正することも可能です。世界的にはトッププロもウェーブプールを使いエアーなどを繰り返し練習し、想像を超えるような技も成功させてきています。今後サーフィンのトレーニングにもウェーブプールは必須になっていくことでしょう。
こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。