なぜサーフィンは朝一が良いのか?良い波に出逢うためのすすめ

こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。

朝一番に起きて海に行きサーフィンをする。このように朝が強く、朝一から波乗りをするサーファーのイメージは強いでしょう。一日の中でなぜサーファーは朝一を狙うのでしょうか?また朝一のサーフィンは何が良いのでしょうか?今回は朝一のすすめについて解説します。

1.なぜ朝一サーフィンが良いのか?

まずサーファーが朝一に波乗りをする理由の一番が、【波が良い】です。サーフィンは波に乗るスポーツです。波のコンディションで楽しさが変わります。その波のコンディションに大きな影響を与えるのが風です。波のサイズがあっても、この風が強く吹いていると海面が乱れ波が悪くなります。その点、朝一は一日のうちで風が吹きにくい時間なのです。
特に夏場の暑い時期は気温の上昇とともに、海から陸に向かって吹くオンショアが強くなりやすく海面が乱れ波が悪くなる場合が多くあります。朝一は気温の急上昇前なのでこういった風が吹きにくい条件になります。

2.サーフィンに向いている風

朝一サーフィンは風が吹きにくい条件なのでサーフィンに向いています。では、風はどのように波のコンディションに影響するのでしょうか?

2-1.オンショア

気温の上昇とともに吹きやすくなるオンショア。海から岸に向かって吹く風を指します。
この風が強くなると、海面が乱されブレイクがグチャグチャになりやすくなります。まとまった波にならず、ばらけたジャンクコンディションになる場合も多く、基本的にはサーフィンには向いていません。弱いオンショアの場合は影響が少ないので良い波の場合もあります。

2-2.オフショア

オフショアは岸から海に向かって吹く風を指します。オンショアとは逆で程よい強さで吹くオフショアがサーフィンには最も適している風と言われています。一気にブレイクしてしまいそうな波でもオフショアの影響でブレイクしにくくなり徐々にブレイクするような波になります。また波のうねり自体もまとまってくるので良い波になりやすいです。サーファーが良く言う、面ツル【波の面が乱れずに鏡のような状態】になりやすい条件とも言えます。しかし強く吹きすぎるとオンショアと同じようにジャンクになってしまいます。また、テイクオフしてボトムまで向かい風になるのでボードが降りるていきにくくなります。

2-3.サイドショア

サイドショアは海面を横に向かって吹く風を指します。この風も強くなければ波への影響も少なく比較的良い波の場合もあります。しかし強くなってくると、まとまりにかけて、面が乱されてしまいます。また、風の方向にカレントも発生して流されやすくなります。ポジションキープのためにパドリングしても風に向かって行くようになるので目にガンガン海水が入ってきて、なかなかイライラしてしまうコンディションになります。

2-4.無風

これはそのままで、無風の状態を指します。無風もサーフィンには良いですね。この条件も面ツルになるので波のサイズさえあればエクセレントコンディションになりやすいです。

3.風に合わせてポイントを選ぶ

風が波に与える影響について解説しましたが、ではどのようにこの風と波を当てるのでしょうか?
風向きは日々、時間ごとに変化していきます。また重要なのはその時の風にあったポイントを選ぶことです。ポイントAではオンショア、しかしポイントBは無風になっている。ポイントCではサイドショアが強すぎる、ポイントDに行ったら堤防で風をかわしてグッドコンディションだった。このような事はよくあります。しかもすぐ隣のポイントだったり少しの移動で行けるポイントだったり。それぞれの状況、風向きにあったポイントを知っておくとグッドコンディションを充てる確率も格段に上がります。是非ご自身の行くエリアのポイントの向き、うねりの向き、風の合う方角を把握しておきましょう。

各ポイントの向き、風の状況を把握できます。
https://fun-surf.com/index.html

4.朝一サーフィンのすすめ

ここまで良い波に乗るための朝一サーフィンについて解説しましたが、違った角度でもおすすめできる朝一サーフィンについて解説します。

4-1.混雑を避けてのサーフィン

サーフィンが朝一に向いているといっても、全サーファーが早起きできるものでもありません。目が覚めてのんびり海に向かうサーファーの方が圧倒的に数が多いです。そこで朝一にサーフィンをするとポイントはすいています。混雑を避けてサーフィンをすることはたくさんの波に乗れて上達には近道になります。ポイントが徐々に混雑してくる頃には満足して上がれば最高の気分です。

4-2.一日が充実する

朝一、サーフィンをすると一日が充実します。いつも休日は9時ころに起きる方の場合、4時ころに起きて海に向かい5時ころからサーフィン。満足して8時ころに上がり、家に帰り9時半。いつもの休日なら起きてすぐで体も心もうだうだとしている頃。しかしサーフィン後は体も充実、心も満足、しかもまだ10時前。好きな事、また家族サービスもいくらでもできます。大好きなサーフィンも満足するまでできて、また他の事にもたくさんの時間が使え非常に充実します。
早起きしてサーフィンしていることもあり、夜もグッスリ眠れるでしょう。

5.夕方サーフィンもおすすめ

朝一サーフィンが条件的にかなかな難しいサーファーもいます。その場合は夕方のサーフィンもおすすめです。夕方は風も穏やかになる事も多くあります。
オンショアの理由の気温の上昇とともに吹きやすくなるの逆で、気温が穏やかに下がっていくことで、オンショアが急に弱まったり、無風になったりすることも良くあります。また夕方はだんだん人数も減ってきて混雑を避けることもできます。暗くなりすぎると波も見にくくなったり着替えの時に真っ暗で大変な思いをすることもあるので注意しましょう。

6.まとめ

今回は朝一サーフィンのメリットについて解説しました。いい波に乗るためには努力、知識も必要になります。運任せより少しでもグッドコンディションに当たるようにしましょう。いい波に乗るとそれ自体が思い出になります。一日中笑顔でニコニコハイテンションで過ごせます。これはサーファーにしかわからない感覚かもしれませんが、人生を充実させてくれます。是非いい波を確立良く充てられるようにしていきましょう。

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