今回はサーフィンが上達するための陸トレとしてスケボーでの練習を紹介します。
毎日海にはいれる環境にいれば、実践のほうが上達するでしょう。しかし、なかなかそのような環境にいるサーファーは少なく、週末、週1サーファーが多いのが現状です。そこで、自宅の前、公園など近場でサーフィンのトレーニングとしてうってつけなのがスケートボードです。また、波が無くても練習できるのもありがたいです。
サーフィンは反復練習がしにくいスポーツです。
海での練習は、波をつかみ、テイクオフ~一本の波でターンができる数も限られます。課題のターン練習がしたくても、同じ波は二度とないし、本数もそれほど乗れない場合は繰り返し練習ができません。しかしスケボーなら、同じ環境を作り、同じターンを繰り返し練習することができます。
そこでお勧めのスケボートレーニングを紹介します。
この記事の内容
1.今もっているスケボーで練習できるの?
もし今スケボーを持っているなら、個人的には新たに購入する必要はないと思ってます。
練習していくうちに物足りなくなってきたときに新しいボードを購入することをお勧めします。
やってみないことにはどのボードが良いかわからないでしょう。
持っていない方はまずはリーズナブルなものを選ぶと良いでしょう。あくまでもサーフィンのトレーニングとしてとらえれば、高価なスケボーより、欲しいサーフボード、ウェットスーツにお金をかけたほうが良いでしょう。
2.サーフィンが上手くなる練習方法
スケボーの陸トレはできるだけ大きいターンをイメージして練習することをお勧めします。
例えばアップスの練習をするのではなく、大きなボトムターンをイメージしたり、カービングターンを意識したりと細かいターン練習より、大きくターンするようにしましょう。
かっこよく見えるサーフィンとは、細かくアップダウンばかりして横に走るのではなく、大きなマニューバーを描きながら縦の動きを大きく入れてターンしていくスタイルなのです。
初心者のうちはどうしてもスピードをつけて横に走ることに憧れます。しかし本来のスタイルを意識して練習していけばいつか必ず思い通りのライディングができるようになります。
スケボーでの練習は反復練習ができるので、できるだけ大きなターンをイメージして行っていきましょう。
5:23から6:00あたり
3.お勧めのスケートボード
練習してくうちに今のスケボーでは物足りない、せっかくだからサーフィン用の練習ボードがほしい。そういった場合にお勧めのスケボーを紹介します。
サーフィンの練習に適しているスケボーをサーフスケートと呼びます。ここでは3種類のサーフスケートについて解説します。
3-1.カーバースケートボード
こちらはフロントトラックが、左右に振れサーフィンの動きに限りなく近いターン練習が可能です。
数多くのプロサーファーも陸でのトレーニングに使用しています。
サーフィンのボトムターンのようにしっかりと深く踏み込むことができる。
ただ、サーフィンのトレーニング用と考えた場合なかなか高額なのが難点です。
サーフィンのトレーニングとして使用する性能は最高峰です。
3-2.グラビティースケートボード
こちらもサーフィンのトレーニングにはぴったりのスケボーです。スラスターシステムの採用により、サーフィンの動きに特化した練習が可能。スラスターシステムも、1,2.3と進化しており、自分のサーフスタイルにより近いシステムを選ぶこともできる。スラスターシステムのみの販売もあるので、持っているスケボーのチューンナップも可能です。
3-3.イントロ
イントロは特にカーヴィングのしやすさが特徴です。基本的にデッキも軽く、強くサーフィンのトレーニングにはとても良いです。デザインも豊富なので好みのデッキを探してみては。
4.まとめ
今回はサーフィンの陸トレについて解説してきました。スケボーの練習は、同じターンを繰り返し反復練習できるのが魅力です。意識していただきたい点はとにかくテイクオフ時のスタイルを意識することで、サーフィンの形をイメージして行うことです。しっかりと両膝を開かずに、ボードを抑え込み大きなターンをしていく、猫背にならずにしっかり背筋を伸ばしてかっこいいスタイルを体に覚えさせましょう。サーフィンも、スケートも楽しんでかっこよく上達していきましょう。
こんにちは!サーフィン大好きRYO(@RYO89156276)です。