サーフィンでグーフィーというと基本的にはスタンスを指します。
左足が前になればレギュラースタンス。
右足が前になればグーフィースタンスです。左足が前になる人が多いのでレギュラースタンスになります。
また、波のブレイクする方向、海から岸に向かって右に割れる波がライト(レギュラーブレイク)、左に割れる波をレフト(グーフィーブレイク)という場合もあります。
この記事の内容
1.グーフィーか？レギュラーか？サーフィンのスタンスの決め方
スケボー、スノボなどをしたことのある方はどちらの足を前にした方が滑りやすいかわかると思います。
サーフィンの場合もそれと同じ方を前足とします。
どちらがやりやすいか、いまいちわからない場合は下記の記事を参考に、しっかりと決めるようにしましょう。
2.波のブレイク方向の見きわめ方
サーフィンでは波の割れる方向に進んで行くことが波に長く乗り、ターンを入れていくための基本になります。
では、波が割れる方向はどのように見極めていけば良いのでしょうか？
一番大切なことは、まず入る前に岸から良く波を観察することです。
自分の乗りたいブレイクを見つけたら、ライト、レフトどちらに割れる波が質が良いかを見極めてから入っていきます。こうすることにより海でのブレイクの見極めもしやすくなります。
海に入ったら波のピークから走れる面のある方へ乗っていきます。
初心者サーファーで一番わかりやすいのが波のショルダー(肩、切れ目)から乗るイメージをすると必然的にどちらに割れる波かわかります。
岸から見て左から右に割れていくレフト(グーフィー)ブレイクの波
岸から見て右から左に割れていくライト(レギュラー)ブレイクの波
テイクオフの時に迷ったら得意の方向へ行けば問題ありません。
迷ってテイクオフが遅れるよりは即座に判断して乗って行ってしまいましょう。
3.グーフィーの波バックサイドの苦手意識をなくしましょう
サーフィンはスタンスに関係なく、左右どちらかのブレイクがバックサイド(背中が波になる)、フロントサイド(胸側が波になる)になります。
多くのサーファーがフロントサイドが得意です。前を向いて波に乗れ、波を良く見ることができるのが理由でしょう。
逆にバックサイドは背中側に波があるので意識的に波を見なければ難しくなります。
それはわかりますが、必要以上にバックサイドに苦手意識を持っているサーファーが多いです。
理由としては前述したように、一方は波が良く見える、一方は波が見えないので、初心者のうちからフロントサイドばかりに乗ってしまうからです。
乗る波の絶対数がフロントサイドが多くなるのでそちらばかり上達していきます。
初心者のうちから左右同じように乗っていけば苦手意識もなくサーフィンができます。
すでに苦手意識のあるサーファーは海に入るたびにレギュラー、グーフィー同じ本数乗るように意識しているとすぐに苦手意識はなくなります。
3-1.苦手意識が強いグーフィーの波バックサイドに乗るコツ
ここではレギュラースタンスのサーファー目線で、グーフィーの波=バックサイドとして解説します。グーフィースタンスのサーファーはライト、レギュラーブレイクがバックサイドになります。
初心者サーファーでバックサイドに苦手意識があるサーファーの多くは、グーフィーの波でも無理にレギュラーに行こうとしています。素直にブレイクする方向に滑っていけば良いのに難しくしてしまっています。
意識としてはグーフィーの波が来たら、斜め左方向にノーズを向けてパドリングをします。
こうすることによりグーフィー方向へ自然とボードが滑り出します。
テイクオフしたらまず、首、体を無理にひねり波を見ようとするのではなく、しっかりとボードに乗りボトムまで降りていく意識をしてください。重要事項として目線を向かいたい方向左斜め(遠くを見るように)にしてボトムに降りながら徐々に目線を左上(波のトップを見に行く意識)をもちます。
目線が下になっていると前足荷重になりやすく、レールが引っ掛かる原因となってしまうので遠くを見る意識を持ちましょう。
ポイントはこれを急いでやってしまうとレールやノーズが引っ掛かってしまうので、ゆっくり、徐々に行っていきます。
こうすることによりボードは傾いて自然とターンしていきます。
苦手意識が強いサーファーに多いのが、急いで首や腰をひねったり、かかと荷重の意識が強すぎてお尻から落ちてしまっています。
最初のうちはゆっくり、目線を移動していけばスムーズにターンできます。
ケリースレーターのバックサイドサーフィン動画です。
テイクオフからゆとりをもってターンしているので目線の移動も確認してみて下さい。要領は同じです。
4.まとめ
今回はグーフィーについて解説しました。
グーフィーとはサーフィンのスタンスを指します。また日本では波の割れる方向でレギュラーの波、グーフィーの波という表現も使います。
グーフィー苦手という事も良く聞きますが、これはレギュラースタンスのサーファーがレフトの波、バックサイドになる波を苦手としている表現になります。
初心者サーファーへのアドバイスとしてはバックサイドは力まず、目線をゆっくり移動させていき、また下を見てしまうと前足荷重になりレールが引っ掛かる原因となってしまうので遠くを見る意識をもって乗れば改善していきます。
フロントサイドの波と同じ本数バックサイドも乗れば必ず上達します。
こんにちは！サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。