ポリタンクに水を入れて持っていくとサーフィンでは重宝します。シャワーの無いポイントでも海上がりに真水で頭から流せば塩水も落とせ、すっきりします。
冬のサーフィンの場合このポリタンクにお湯を入れていけば海上がりの冷えた体を温められます。今回はサーフィンに持っていくお湯について解説します。
1.冬のサーフィンにお湯が必要なわけ
冬のサーフィンは防寒対策をして入っても、やはり体全体が冷えてしまいます。そんな時にポリタンクに温かいお湯があると幸せ気分になります。ウェットの中に入れて全身を温め、頭からお湯をかぶり海水を洗い落としてすっきりできます。
またバケツにお湯を入れてその中でウェットを脱ぐようにすれば冷えた足先も温められて快適に着替えることができます。冷えた体をお湯で温められれば気持ちも暖かくなります。
2.お湯を持っていく方法
ポリタンクにお湯を入れて持って行ってもサーフィンを終えるころに、冷めてしまっていることも多くあります。できれば温かいお湯を浴びたいものです。持って行き方、温度によって温かいまま浴びることも可能です。
2-1.持って行くお湯の温度
ポリタンクに入れて持って行くお湯の温度はどのくらいが良いのでしょうか?
もちろん海への距離、サーフィンをする時間にもよりますが熱い分には冷ますことは簡単なので 熱 めのお湯を持って行くようにしましょう。
ポリタンクに入れたお湯は真冬の車の中で1時間で4℃くらい下がっていきます。
海まで1.5時間、海についてサーフィン終了まで3時間、お湯を浴びるまでの時間が4.5時間で計算すると、18℃程度下がります。実際はもともとのお湯の温度にもよるのでもっと下がっているケースが多いです。ただ何もせずにポリタンクにお湯を入れていくのであれば60度前後のお湯であれば海上がりでも温かく感じるでしょう。
2-2.お湯が冷めない工夫
少しでも温かく保ちたいのであればお湯の入ったポリタンクを保温ケースに入れるのが一番効果的です。ケースに入れて持って行くだけでお湯の温度低下がだいぶ変わります。
このポリタンクとケースのセットが最強で10Lのポリタンク×2個と、これを入れられる保温ケースのセットです。最強たる理由はこの1個めのポリタンクにアツアツのお湯を入れていき、もう一方に40 ℃ ~50℃気持ちぬるめのお湯を入れていきます。1ラウンド終わったらぬるく設定したお湯と熱いお湯を混ぜて好みの温度にして浴びます。2個あるので、もし2ラウンド入ってももう一回お湯を浴びることができます。温度調整可能、1個10Lなのでさほど重量もなく持ち運びも楽、そのうえ2ラウンドめにも対応できる。最強ポリタンクのセットです。
またお金をかけたくなければポリタンクにバスタオルを巻くのでも冷めにくくなります。
ホームセンターで売っている発泡スチロールの箱に入れて持って行くのも効果的です。
3.お湯を浴びる際の注意
お湯を浴びる際に注意が必要なのが、冬に使うホットジェルを塗っている場合です。
ホットジェルは体を温めてくれますが海上がりに塗った体にアツアツのお湯を浴びるとヒリヒリしてすごく熱く感じます。ホットジェルを塗っている場合は少しづつ浴びるようにしてください。
意外と気が付かない点なので注意しましょう。
4.まとめ
今回は冬のサーフィンの必需品、お湯について解説しました。冷えた体に暖かいお湯を浴びる気持ちよさは本当に生き返るような感覚です。少しの工夫で冷めて冷たくなってしまい、もはや水になったものを浴びずに温かいお湯を浴びることができます。このような少しの事の積み重ねで冬のサーフィンは快適になります。冬の海は比較的に空いていてたくさんの波に乗るチャンスなので快適に海に通い一気に上達を目指しましょう。
こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。