初心者必見グリップ力を最大限にするサーフィンワックスの塗り方

こんにちは!サーフィン大好きRYO(@RYO89156276)です。

サーフィンのワックスはとても大切なアイテムです。スキー、スノーボードのワックスは滑りをよくするために塗ります。サーフィンのワックスは、滑り止めのために使います。ボードのデッキ面に塗り込み、パドル時、ライディング時の滑り止めにします。このワックスがしっかり塗れてないと、いい波に乗っても滑ってしまい途中でワイプアウトしてしまうことも多くあります。初心者サーファーの場合ワックスアップができていないせいで、パドリングが安定しなくなかなか上達しないケースもあります。ちゃんとするだけで、上達が早まったり、せっかくのいい波で無駄なワイプアウトを防げますのでボードのワックスアップはちゃんと行いましょう。

1.サーフワックスの塗りかた

サーフワックスは時期により種類を使い分ける必要があります。冬用、夏用など、それぞれワックスの硬さが異なります。種類については後述しますのでまずは、ちゃんとした塗り方について解説します。

1-1.古いワックスをはがす

まずはボードに古いワックスがついていたらワックスはがし用のヘラを使いはがしてください。大部分はヘラではがしきれますがボードに残ったワックスはリムーバー液を使い綺麗にふき取りましょう。ふき取る工程は省いてもかまいませんが、たまにボードを綺麗にする機会ですのでばっちりきれいに拭きあげてついでにボードに亀裂など破損部分がないか確認しましょう。

季節ごとにワックスの硬さを変えなければグリップ力が弱くなします。最低でも季節ごとにワックスオフするようにしましょう。本来はベースの細かいツブツブがつぶれてきたらはがすくらいが理想です。

ヘラではがせば気持ちよくはがせます。

ヘラではがして残ったワックス汚れのようなのはリムーバー液を使って拭きあげればきれいになります。

1-2.ベースコートを塗りましょう

綺麗にワックスオフ出来たら次は、新しいワックスを塗っていきます。まず下地作りにベースコートを塗ります。

実際のワックスアップの画像です。このようにバツを描いていくように徐々に塗っていきます。

画像のように最初は×を徐々に書いていくようにして塗っていきます。こうすることによりつるつるなボード表面にワックスを重ねていくきっかけを作ります。この×を濃くしてしていくように全体にベースコートを塗っていきます。この時早く終わらせようと強く乗るのはダメです。優しく何回も塗り込んでいくようにします。こうすることによりベースにできるこまかいツブツブがより滑り止め効果を高めてくれます。
下記の画像のように細かいツブツブを作っていくように塗ります。

このワックスベース作りは非常に重要で、これを丁寧に行うことによりグリップ力は驚くほど上がります。力を入れずに何度も塗り込んでください。

ブランドによって滑り止めワックスと別にベースコートとして販売しているワックスもあります。ベースコートが無くても下地に固めのワックスを塗れば同じ効果が得られます。例えばハード【夏用】をベースに使い、上の滑り止めワックスは季節に合ったものを使うなどでも充分効果は発揮します。

1-3.滑り止めワックスを塗る

丁寧にベースを塗ったら、次は季節に合った硬さのワックスを滑り止めとして塗っていきます。
ベースがしっかりできていれば塗りやすいので同じように力を入れずに優しく塗り込んでいってください。注意点としては全体にワックスを塗っていくことです。レール付近でもテイクオフ時に手をつく場所となるのでデッキ面全体に塗りましょう。
黒く強調している部分は塗り忘れが多い場所なので忘れずに塗りましょう。

2.ワックスの種類について

サーフワックスは季節によって塗りかえる必要があります。夏場は溶けにくい固めのワックス、冬場は水温も低く硬いワックスだと効果が得られなくなるので柔らかくねばつくような感じのワックスになります。パッケージに季節、水温など書かれ使う時期が記載されています。
例として私も長年愛用しているSEXWAXの表記を記載します。

1X(イエロー):X-COLD(真冬用)
2X-(パープル):COLD(冬用)
3X-(グリーン):SOFT(秋冬用)
4X-(オレンジ):COOL(春秋用)
5X-(レッド):WARM(春夏用)
6X-(ブルー):TROPICAL(夏用)
このように季節により異なったワックスを使用します。その季節のワックスより硬いものはベースコートとして使用することも可能です。


またSEXWAXではドリームクリームというものが3種類あります。これはトップコートとして滑り止めワックスの上に薄く塗ります。これがヤバい!ペトペトとした感覚があり、滑り止め効果が絶大になります。fuwaxという非常に高価な(1,000円くらい)のワックスと同じようなくっつく感覚が作れ、しかも400円程度で購入できます。トップに薄く塗るだけで充分なので1個で年単位で持ちます。
Cool to tropic ブロンズラベル (夏)
Warm to cool シルバーラベル (春~秋)
Cold to cool ゴールドラベル (冬)


必ず季節に合ったワックスを塗るようにしましょう。

3.まとめ

サーフィンのワックスはなくてはならにアイテムです。丁寧に塗り込み、季節ごとにはがして塗り直すことでグリップ力が最大限に発揮されます。ワックスアップをちゃんとして無駄なワイプアウトをなくし最高の波を楽しんでください。

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