徹底レビューnanazeroザ・フィッシュのツインフィンでサーフィンの楽しさを再発見!

こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。

日本発サーフボードブランドnanazeroをご存じだろうか?
ソフトボードで大人気のビーチアクセスの兄弟ブランでEPSのハードボードを手掛けている新しいブランドです。
ビーチアクセス同様リーズナブルなラインナップで初心者サーファーから、中上級者までは幅広くカバーできるボードを揃えています。
今回はnanazeroのツインフィンサーフボードについて解説します。

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1.nanazero ナナゼロサーフボードについて

まずは、nanazeroというボードブランドについて解説します。
環境に配慮したボード作り、できる限り、再生可能な資源やリサイクル素材を使用した商品を提供をコンセプトとしています。
nanazeroは、70%の7と0から取りました。地球上の海の占める割合は70%、その美しい海を守りたいという想いと、世界中の海でnanazeroボードとワクワクする経験をしてほしいという想いを込めています。

1-1.EPSボードについて

EPSサーフボードと言えばイメージ的に軽い、金額が高い、などがあるのではないでしょうか?
簡単にEPSサーフボードのメリットとデメリットをまとめてみます。

1-1-1.EPSサーフボードのメリット

  • 軽い
  • 丈夫
  • 環境に配慮した素材である
  • 耐久性がある

EPSサーフボードの素材は多くのサーフボードに採用されているPU素材(ポリウレタン)に比べて軽く、丈夫で、環境にも優しい素材になっています。
素材自体が軽いので、ボードコントロールはしやすくなります。
軽さのデメリットとしては風の強い時はあおられやすく、また海面の凹凸、こぶを拾いやすいので引っ掛かりやすくなることもあります。
しかしこれは慣れである程度克服できるので、EPSの乗り味は経験として試しておくべきです。
EPSが合わずに嫌がるサーファーも多いですが、EPSがハマりそればかりになるサーファーも数多くいます。

1-1-2EPSサーフボードのデメリット

  • ボード価格が高い
  • リペア費用が高くなる
  • ボードが焼けて黄ばみやすい

EPSのデメリットとして一番は金額ではないでしょうか。
基本的にPUのボードより3~5割高い設定が多くなっています。
またリペアの費用に関しても3割程度高くなります。
しかしその分、耐久性があり、長く使用できる点と、なんといっても特徴の軽さのメリットは大きいですね。

1-2.nanazeroのEPSボードについて

一般的なEPSボードのデメリットで大きいのはやはり金額につていです。
そこをクリアして、EPSのメリットを最大限に引き出し、デメリットを小さくしているのがnanazeroのEPSボードです。

PUのボードよりリーズナブルに購入できるのであれば検討するには充分でしょう。

2.nanazero ナナゼロでおすすめのツインフィン

nanazeroのツインフィンは初心者から中上級者までサーフィンの幅を広げてくれるボードです。それぞれの特徴、向ているサーファー適している波について解説します。

2-1.WOOD SKIN サーフボード ザ・フィッシュ

WOOD SKIN サーフボード ザ・フィッシュ

出典:nanazero

長さ (A)5’4”
(162.7cm)
5’6″
(167.7cm)
幅 最大値 (B)21″
(53.3cm)
21 1/2″
(54.6cm)
ノーズから1′ (C)16 1/4″
(41.3cm)
16 7/16″
(41.7cm)
テールから1′ (D)16 7/16″
(41.7cm)
16 11/16″
(42.4cm)
厚さ 最大値 (E)2 7/16″
(6.2cm)
2 1/2″
(6.4cm)
ノーズから1′ (F)1 7/8″

(4.8cm)
1 7/8″

(4.8cm)
テールから1′ (G)1 3/4″

(4.4cm)
1 3/4″

(4.4cm)
ロッカー ノーズ (H)3 5/16″

(8.4cm)
3 5/16″

(8.4cm)
ノーズから1′ (I)1 1/8″

(2.8cm)
1 3/16″

(3.0cm)
テールから1′ (J)0 3/8″

(1.0cm)
0 3/8″

(1.0cm)
テール (K)1 1/8″

(2.9cm)
1 1/8″

(2.9cm)
ボリューム31.8L34.2L

ザ・フィッシュのボードの長さは、5’4”、31.8Lと5’6″、34.2Lの2種類になります。
フィッシュボードなので厚みを持たせることにより浮力を持たせ、長さを短く設計しています。
フィッシュボードのフラットなロッカーとワイドなアウトラインでボードは驚くほどのスピードをもたらします。
小波でも早いテイクオフと、ターンの伸び、フロー感を存分に楽しめるボードです。

長さに関しては適正体重の浮力を確保していれば問題ありません。
むしろのオーバーフロー気味で乗るのが理想です。

体重プロサーファー初心者(テイクオフマスター済み)初心者(テイクオフ練習)中級者上級者
40Kg17.0L25.5L34.0L23.0L18.0L
45Kg18.0L27.5L36.5L24.0L19.0L
50Kg19.5L29.0L39.0L25.0L20.5L
55Kg20.5L31.0L41.5L26.0L21.5L
60Kg21.5L32.5L43.5L27.0L22.5L
65Kg23.0L34.5L46.0L28.0L24.0L
70Kg24.5L36.5L49.0L29.5L26.0L
75Kg26.0L39.0L52.5L31.5L27.5L
80Kg28.0L42.0L56.0L33.5L29.5L
85Kg30.0L45.0L60.0L35.5L31.5L
90Kg31.5L47.5L63.5L37.0L33.0L
95Kg33.5L50.0L66.5L39.0L35.0L
WOOD SKIN サーフボード ザ・フィッシュが向いてるサーファー
  • 小波用のボードを求めているサーファー
  • クルージングを楽しみたいサーファー
  • ツインフィン独特のルース感でスタイルを出して乗りたいサーファー

見た目もウッドでレトロ感もありかっこいいボードです。
一見重たそうに見えますがEPSボードなので軽く動かしやすくなっています。

テイクオフができない初心者サーファーには向いていません。
またフィッシュボードは独特な乗り味、ツインフィンのルース感もあり、テイクオフができるサーファーにもどちらかと言えば向いていません。
サーフィンの基本ができている中、上級者が楽しめるボードです

2-1-1.nanazeroザ・フィッシュ評判 カスタマーの口コミ

カスタマー

楽です👌

ウッドのデザインが良いですね。
パドルも楽でおじさんサーファーに優しく末永く使える一本になりそうです。

https://nanazero70.com/collections/surfboards/products/surfboard-ws-mid01

引用元

2-2.WOOD SKIN サーフボード ザ・フィッシュの評価

このボードのモデルは5’4″(32L)、5’6″(34L)と2種類になっています。
レビューするモデル私、りょうのスペックは

  • 体重 70kg
  • 身長 182cm
  • 40代
  • サーフィンレベル 28年の中級者 NSA3級レベル

今回は5’6″(34L)でのレビューになります。

2-3.WOOD SKIN サーフボード ザ・フィッシュ5’6″(34L)の総合点

乗った感覚で総合的に判断して評価しています。

総合評価


★★★★☆ 4

テイクオフ★★★★☆ 4
パドリング★★★★☆ 4
ドルフィンスルー★★★★☆ 4
ターン★★★★★ 5
スピード★★★★★ 5
操作性★★★★☆ 4

パドリングので初心者サーファーだとブレが大きくなりやすいので初心者にはあまり向いてないボードです。
一通り、テイクオフ~走ってターンできる中級者、上級者にはとても楽しいボードに仕上がっています。

2-4.WOOD SKIN サーフボード ザ・フィッシュ5’6″の特徴

スピード感:フラットなロッカーとワイドなアウトラインで、フィッシュサーフボードは驚くほどのスピードをもたらします。テイクオフが早いだけにとどまらず、スピードをつける事はより良いサーフィンをするための重要な要素になります。

パドル性能:伝統的なフィッシュサーフボードの幅と厚みは、より大きな浮力を持ち、安定性をもたらします。短いサーフボードに慣れていない人でも、比較的容易にパドルでき、テイクオフが早いのが特徴です。

高い汎用性:小波用ボードと考える方もいますが、モモから頭オーバーまで幅広い波のサイズで遊べるのも人気のポイントです。アベレージサーファーにとって、フィッシュサーフボードはクルージーでメローな波に特に適していますが、経験のある上級サーファーであれば、普段乗っているようなビックウェーブにも、対応可能です。

2-5.ザ・フィッシュ5’6″のボード性能

  • ロッカー:フラット
  • レール:厚めのダウンレール
  • フィン設定:ツイン(シングルタブ・Futuresフィン対応)
  • ボトム形状:シングル〜Vee
  • デッキ構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、6ozファイバーグラス
  • ボトム構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、4ozファイバーグラス
  • コア:リサイクルEPSフォーム
  • ストリンガー:1本のバンブーストリンガー

ザ・フィッシュはレトロフィッシュ的な乗り味になっています。
幅の広いデッキ面、フィッシュ特有のテール、弱めのロッカーによりテイクオフはかなり速くなっています。
滑り出しからスピード感があり、ツインフィッシュ特有のフロー感、ドライブ感が楽しめます。
クイックなターンはレールの形状的にあまり適してないので、スピード感ゆったりとしたカービングなどでグライドしていく乗り方があっています。

2-6.ザ・フィッシュの選び方

ザ・フィッシュは5’4″(32L)、5’6″(34L)と2種類ラインナップされています。
ではどのように自分に適しているボードを選べばよいでしょうか?
フィッシュボードの選び方として、身長に対して平均的な体重であれば、フィッシュボードは身長より2インチ(5cm)~6インチ(15cm)ほど短いボードがよいと言われています。
参考に下記に一般的なサーフボード選びの基準、リッター数の目安を記載します。

体重プロサーファー初心者(テイクオフマスター済み)初心者(テイクオフ練習)中級者上級者
40Kg17.0L25.5L34.0L23.0L18.0L
45Kg18.0L27.5L36.5L24.0L19.0L
50Kg19.5L29.0L39.0L25.0L20.5L
55Kg20.5L31.0L41.5L26.0L21.5L
60Kg21.5L32.5L43.5L27.0L22.5L
65Kg23.0L34.5L46.0L28.0L24.0L
70Kg24.5L36.5L49.0L29.5L26.0L
75Kg26.0L39.0L52.5L31.5L27.5L
80Kg28.0L42.0L56.0L33.5L29.5L
85Kg30.0L45.0L60.0L35.5L31.5L
90Kg31.5L47.5L63.5L37.0L33.0L
95Kg33.5L50.0L66.5L39.0L35.0L

フィッシュボードは基本的にはフロー感を出すために、オーバーフロー、浮力が強めで乗ることが一般的です。
中上級者で、75kg以下の体重ならどちらのボードでも浮力は充分です。
選ぶ基準としては、小波用のボードとしてイメージしているなら5’4″、頭程度まで狙いたいなら、5’6″を選ぶことをおすすめします。

3.nanazeroザ・フィッシュの総合評価

今回使用した、ザ・フィッシュ5’6″(34L)の総合評価になります。

3-1.nanazeroザ・フィッシュが向いているサーファー

  • 小波でも遊べるボードが欲しい
  • トロイ波でも走れるボードが欲しい
  • 安定したパドリング、テイクオフ、ボトムターンができるようになった初級者サーファー

一番のおすすめは、やはり、セカンドボードに遊べるボードが欲しい中上級者サーファーです。これ一本でかなり遊べる幅が広がります。
また初心者サーファーでもボトムターンができるレベルであれば、テイクオフの速いこのボードなら、たくさん乗れてターンの練習もしっかりできるのでおすすめできます

3-2.nanazeroザ・フィッシュが向かないサーファー

  • パドリングが安定しない初心者サーファー
  • パフォーマンス性を求める中級者サーファー

パドリングが安定しない初心者サーファーには正直難しいボードです。
ツインフィンのスタイルを求めるならnanazeroのミッドレングスをおすすめします。
またパフォーマンスボードではないのでリップアクションなどを強く求めるサーファーにも向いていません。

初心者サーファーでツインフィンに興味があれば、断然、nanazero MID03 ツインをおすすめします。下記の記事でチェックしてください。

3-3.nanazeroザ・フィッシュに向いている波

このボードに最も向いている波は、腰~腹程度でトロめの波です。
トロい波はショートボードでのアクションは難しくなります。
このような状況でザ・フィッシュは大活躍します。
素早いテイクオフから波の斜面を横に走り、フロー感を楽しみながら、ゆったりとターンができます。
面も整っている状況が良く、風が強かったり、海面にこぶが多いと慣れるまでは拾ってしまい難しくなります。
しかしそれはEPSボードの全体的な特徴になるので慣れてしまえば問題ありません。

4.まとめ

今回はnanazeroザ・フィッシュについて解説、レビューしました。
このブランドは通販限定という事もあり、実際にさわれる店が存在しません。
今回レビューとして投稿したのもこのような背景からで、実際に見たり触ったりできないので、レビュー、評価などは重要になります。
メリットデメリット、向き不向きを考慮して検討することをおすすめします。
楽しいボードであることは間違えありません。

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