nanazeroサーフボード ミッドレングスツインフィン MID03 徹底レビュー

こんにちは!サーフィン大好きRYO(RYO@波乗り生活.ナミカツ)です。

nanazero EPSボードのミッドレングス、MID3ツインフィン。国産サーフボードのブランドnanazero ナナゼロは通販限定での販売になっています。
お店でさわったり、試したりすることができないので、基本はレビューでの判断、長さ、リッター数での判断になります。
今回はnanazeroのミッドレングス ツインフィンのMID3についてレビュー、解説します。

nanazeroサーフボードの他のボードについては下記の記事でチェック。

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1.WOOD SKIN サーフボード ミッドレングス MID03 ツイン

nanazeroのミッドレングスツイン、MID03。
6’10”としっかりとした長さのあるミッドレングスでありながら、ツインフィン設定のサーフボードです。

1-2.nanazero ミッドレングス MID03 ツインの詳細

ミッドレングス MID03 ツイン
出典:nanazero

長さ (A)6’10”
(208.3cm)
幅 最大値 (B)21 1/2″
(54.6cm)
ノーズから1′ (C)16 1/4″
(41.3cm)
テールから1′ (D)15 7/16″
(39.2cm)
厚さ 最大値 (E)2 11/16″
(6.8cm)
ノーズから1′ (F)1 13/16″

(4.5cm)
テールから1′ (G)15/16″

(2.3cm)
テールから1′ (J)15/16″

(2.3cm)
テール (K)2 5/16″

(5.9cm)
ボリューム45.2L

MID03ツインのボードの長さは、6’10”(208.3cm)になります。
王道のミッドレングスの長さを持ち、程よいボリュームのあるボードに仕上がっています。
初心者サーファーでも充分に楽しむことができます。
ボリュームがあり、安定性もありながらもしっかりレールを入れたターンもできるので、中上級者サーファーも満足できるボードです。

MID03 ツインが向いてるサーファー
  • 小波用のボードを求めているサーファー
  • クルージングを楽しみたいサーファー
  • ツインフィン独特のルース感でスタイルを出して乗りたいサーファー
  • ターンを練習している初心者サーファー
  • とろくて乗りにくい波でも楽しめるボードが欲しいサーファー

ミッドレングスでもEPSなのでボード自体はかなり軽く感じます。
ミッドレングスでツインフィン、両方の面白さ、性能を持ち合わせた気持ちの良い動くミッドレングスに仕上げられています。

1-2-1.nanazero MID03 ツインの評判 カスタマーの口コミ

カスタマー

テイクオフが速く、ターンも気持ち良い

湘南エリアにてヒザ~ハラムネサイズの波で使用。
ツインフィンのミッドレングスは初ですが、テイクオフはかなり速いように感じています。
たるい波、厚めの波でもボードに前方への推進力があり、また浮力もかなりあるため、波に乗り遅れることがあまりありません。パドリングも楽にスイスイ進みます。
ターン時の操作性も上々。併用して使用しているCI Midの6’8ボード(フィンはシングルスタビ)と比べると、より緩やかなゆったりとしたターンを意識して乗り心地の違いを気持ちよく楽しめています。
あとは見た目も大変綺麗で気に入っています。

https://nanazero70.com/collections/surfboards/products/surfboard-ws-mid01

引用元


1-2-2.ミッドレングス MID03 ツインの評価

このボードのモデルは6’10″(208.3cm)のみ1種類になっています。
レビューするモデル私、りょうのスペックは

  • 体重 70kg
  • 身長 182cm
  • 40代
  • サーフィンレベル 28年の中級者 NSA3級レベル

1-2-3.ミッドレングス MID03 ツインの総合点

乗った感覚で総合的に判断して評価しています。

総合評価


★★★★☆ 4

テイクオフ★★★★★ 5
パドリング★★★★★ 5
ドルフィンスルー★★☆☆☆ 2
ターン★★★★☆ 4
スピード★★★★★ 5
操作性★★★★☆ 4

パドリングも安定していて初心者サーファーでも問題ありません。
また、テイクオフがかなり速く、走り出してからもしっかりとボードに荷重するだけで加速していきます。
ターンに関してはツインフィン独特なルース感とミッドレングスのスピード感でかなり気持ちよいターンが可能です。
ドルフィンスルーは★2としましたが、このボードのボリューム、45.2Lだと、ドルフィンスルーと言うより、基本はプッシングスルー、ローリングスルーになるでしょう。

ドルフィンスルーの簡単なやり方、またプッシングスルー、ローリングスルーについては下記の記事で解説してます。

1-2-4.ミッドレングス MID03 ツインの特徴

ツインフィンならではの気持ちいいターン:フィンエリアのダブルコンケーブからテールエンドにかけてのveeボトムがスムーズなレールの切り返しを促し、ウィングで絞ったテールエンドがクイックで気持ちいいターンを促します。ツインフィンの楽しさを最大限に引き出すデザインです。

安定性とターン性能のバランス:前方のボリュームゾーンには直進性と安定性が、テール側にはツインフィンならではの気持ちいいターンを。一本で様々なコンディションに対応するオールラウンドなミッドレングス・サーフボードです。

出典:nanazero

1-2-5.ミッドレングス MID03 ツイン性能

  • ロッカー:フラットに近い
  • レール:ミディアム
  • フィン設定:ツイン(シングルタブ・Futuresフィン対応)
  • ボトム形状:シングル〜ダブル〜Vee
  • デッキ構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、6ozファイバーグラス
  • ボトム構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、4ozファイバーグラス
  • コア:リサイクルEPSフォーム
  • ストリンガー:1本のバンブーストリンガー

nanazeroミッドレングス MID03 ツインはツインフィンを想定して作られているため、ツインフィンでの性能がかなり高くなっています。
ツインフィンに特化したフィンボックスの位置で独特なターンの感覚が素晴らしいです。
また、テールにウィングを入れているため、テールの幅を狭くすることができ、ターン性能、コントロール性はかなり高まっています。
パフォーマンス性の高いボードに仕上がっています。
ロッカーも弱めなのでボードの走り出しも速く、サーフボードも安定します。

1-2-6.ミッドレングス MID03 ツインの選び方

nanazeroミッドレングス MID03 ツインの選び方は特にないでしょう。
一種類しかないので男女問わず、大人サーファーで、およそ40kg~80kgくらいのサーファーなら問題なく楽しむことができます。
おおよそのボード選びの目安になる適正サイズ表です。

体重プロサーファー初心者(テイクオフマスター済み)初心者(テイクオフ練習)中級者上級者
40Kg17.0L25.5L34.0L23.0L18.0L
45Kg18.0L27.5L36.5L24.0L19.0L
50Kg19.5L29.0L39.0L25.0L20.5L
55Kg20.5L31.0L41.5L26.0L21.5L
60Kg21.5L32.5L43.5L27.0L22.5L
65Kg23.0L34.5L46.0L28.0L24.0L
70Kg24.5L36.5L49.0L29.5L26.0L
75Kg26.0L39.0L52.5L31.5L27.5L
80Kg28.0L42.0L56.0L33.5L29.5L
85Kg30.0L45.0L60.0L35.5L31.5L
90Kg31.5L47.5L63.5L37.0L33.0L
95Kg33.5L50.0L66.5L39.0L35.0L

2.ミッドレングス MID03 ツインの総合評価

今回使用した、nanazeroミッドレングス MID03の総合評価になります。

2-1.nanazeroミッドレングス MID03 ツインが向いているサーファー

  • どのような波でも対応できるミッドレングスが欲しい
  • トロイ波でも走れるボードが欲しい
  • クルーズ出来るミッドレングス、パフォーマンスができるミッドレングスが欲しい
  • ツインフィンの魅力を味わいたいサーファー
  • 初心者サーファー

ツインフィンはフィンのセッティングでかなりターンの感覚が変わります。
中上級者はいろんなフィンを試すのも楽しいです。
初心者サーファーは正直そこまでの変化はわからないかもしれませんが、今後上達していくと、そんな楽しみの幅も広がるボードという事です。

このボードはオールラウンドで楽しめるミッドレングスに仕上げられております。
膝位の小波から、頭程度の波なら問題なく対応できます。
むしろ、ある程度サイズがあり、パワーのある波だと本領を発揮するボードです。
また中上級者でも、ボードも軽く、動かせるので満足するボードです。
初心者サーファーでも、6’10″(208.3cm)と、しっかりと長さ、ボリュームもあるもありテイクオフもかなり速いので楽しむことができます。
重たいミッドレングスだと初心者サーファーはターンの練習に苦労しますが、これは軽く回るのでターン練習にも最適です。
どのようなレベルのサーファーでも楽しめるボードです。

2-2.nanazeroミッドレングス MID03 ツインが向かないサーファー

  • 車に積むことのできないサーファー
  • 波に関係なく常にリップをガシガシ、ショートボードでアクションしたいサーファー

ミッドレングスなので、クルージングしながらターンを楽しむことが前提になります。
ガッツリ、リッピングバシバシやりたいサーファーには向いていません。

リップやアクションをやりたいが小波用ボード、遊べるボードが欲しいサーファーはnanazeroザ・フィッシュの方が楽しめるでしょう。
下記の記事でチェックしてください。

また、車によっては乗せられない場合もあるので念のため確認してから購入してください。
乗らなければキャリアと言う選択肢もあるので、自分の車が乗らないかもと思ったら、下記の記事でチェックしてください。

2-3.ミッドレングス MID03 ツインに向いている波

このボードに最も向いている波は、胸~頭の波です。
あまり掘れていて速いとテイクオフが難しくなりますが、パワーのある、頭位の波にはピッタリです。
もちろん小波でもテイクオフが速いので楽しめますが、このボードが本領発揮するのは頭位です。とにかくオールラウンドに対応するのでどんな波でも楽しむことができます。
ツインフィン、ミッドレングスに興味があるなら絶対に欲しいボードです

3.nanazero ナナゼロサーフボードについて

nanazeroというボードブランドについて解説します。
環境に配慮したボード作り、できる限り、再生可能な資源やリサイクル素材を使用した商品を提供をコンセプトとしています。
nanazeroは、70%の7と0から取りました。地球上の海の占める割合は70%、その美しい海を守りたいという想いと、世界中の海でnanazeroボードとワクワクする経験をしてほしいという想いを込めています。

3-1.EPSボードについて

EPSサーフボードと言えばイメージ的に軽い、金額が高い、などがあるのではないでしょうか?
簡単にEPSサーフボードのメリットとデメリットをまとめてみます。

3-1-1.EPSサーフボードのメリット

  • 軽い
  • 丈夫
  • 環境に配慮した素材である
  • 耐久性がある

EPSサーフボードの素材は多くのサーフボードに採用されているPU素材(ポリウレタン)に比べて軽く、丈夫で、環境にも優しい素材になっています。
素材自体が軽いので、ボードコントロールはしやすくなります。
軽さのデメリットとしては風の強い時はあおられやすく、また海面の凹凸、こぶを拾いやすいので引っ掛かりやすくなることもあります。
しかしこれは慣れである程度克服できるので、EPSの乗り味は経験として試しておくべきです。
EPSが合わずに嫌がるサーファーも多いですが、EPSがハマりそればかりになるサーファーも数多くいます。

3-1-2.EPSサーフボードのデメリット

  • ボード価格が高い
  • リペア費用が高くなる
  • ボードが焼けて黄ばみやすい

EPSのデメリットとして一番は金額ではないでしょうか。
基本的にPUのボードより3~5割高い設定が多くなっています。
またリペアの費用に関しても3割程度高くなります。
しかしその分、耐久性があり、長く使用できる点と、なんといっても特徴の軽さのメリットは大きいですね。

3-2.nanazeroのEPSボードについて

一般的なEPSボードのデメリットで大きいのはやはり金額につていです。
そこをクリアして、EPSのメリットを最大限に引き出し、デメリットを小さくしているのがnanazeroのEPSボードです。

PUのボードよりリーズナブルに購入できるのであれば検討するには充分でしょう。

4.まとめ

今回は、nanazero ナナゼロ ミッドレングス MID03ツインについて解説しました。
このボードはミッドレングスの魅力と、ツインフィンの魅力を持ち合わせた素晴らしいボードに仕上がっている印象です。
小波から、頭サイズまで楽しめて、ターンについてはツインフィン特有のルースでスピーディーな感覚があります。
テイクオフも速く長さもボリュームもしっかりあるので、初心者サーファーでも楽しむことができます。
初心者サーファーのファーストボード、中上級者のセカンドボードにも最高の一本です。

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